冊子:合成洗剤と石けんに関する7つの誤解
合成洗剤と石けんの問題を通じて、環境問題に対する正しい知識、 アプローチの仕方を提供する当店作成のオリジナル冊子です。
合成洗剤へ恐怖感を不必要に煽るのではなく、公的機関などのデータや情報を使って、 客観的、科学的に合成洗剤や石けんの問題について見ていく冊子です。 できるだけ難しい専門用語や数式を使わず、専門知識のない方でも理解でえきるよう、 わかりやすい表現にしました。「安全」とか、環境問題への見方が変わる冊子です。
冊子:合成洗剤と石けんに関する7つの誤解
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合成洗剤への不安を取り除く オリジナル冊子
市販されている食品や日用品の安全性を問題にした本で、「買ってはいけない」という本がありました。 ベストセラーになった本ですが、内容にかなり問題のある本でした。
問題な点は、身近に販売されている食品や生活用品に使われている化学物質を、不必要に危険視し、 それらの化学物質に「○○の毒性がある」ということだけで、「買ってはいけない」と決め付けている点です。
その化学物質は、日常的に使っている中で、本当に危険となるようなものなのか?
それを使わなかった場合、何か別の問題が起きたりしないのか?
安全か危険かといった判断をする場合に、当然必要となるそうした検証は行われません。 何かしらの毒性のある化学物質が使われている商品は、何でも「買ってはいけない」としてしまうのです。 こうした化学物質の危険を過度に煽る情報は、科学的とはとても言えないのですが、 わかりやすいので消費者受けしやすく、ベストセラーになりました。
本の中で批判されている製品の中には、合成洗剤もありました。
本が売れて出版社や著者は儲けましたが、広く世の中に正しい知識が広まったとは言えません。 「買ってはいけない」に限らず、身近な化学物質への不安を過度に煽り、 無用な恐怖感を消費者に広めている本がたくさんあります。 そうした本ではたいてい合成洗剤やいわゆる合成シャンプーが危険なものとして攻撃され、 かわりに「安全な」石けんを使うよう薦めています。
しかし、それは偏った間違った考え方でえあり、そんな情報ばかりいくら広めても、 環境問題を本当の意味で改善することになりません。誰も助けることはできません。
市民レベルで合成意洗剤の追放を叫んで運動している人たちは、 おそらく合成洗剤がとても危険で環境に悪いものだと信じて、運動を続けているのだと思います。 でも、そうした運動の元になっている情報は、石けん業界から発信された極めて恣意的で、 事実をゆがめられて伝えられたものです。
実際には、合成洗剤の毒性とか環境への影響というものはそれほどでもなく、 他にもっと問題にした方は良いことはいくつもあります。また、石けんが環境に良いとも、 必ずしも言えません。
本当に環境や、自分たちや家族のの健康のことを考えるのであれば、 正しい知識や認識に基づいた行動が必要です。
危険性ばかりが強調される合成洗剤の問題を、科学的、客観的にとらえ、 多くの人に正しい知識を持って行動して欲しいと考え、当店ではオリジナル冊子を作成しました。 これを読むと、今まで自分たちが信じていたこと、 世間で言われていたことが間違いだということがわかります。 科学的なデータなどを使って書いた項目もありますが、専門知識のない人にも理解できるよう、 数式や専門用語は極力使わず、できる限りわかりやすく書きました。
多くの読者から好評をいただいている冊子です。
冊子「合成洗剤・石けんに関する7つの誤解」あとがき
当冊子のあとがきをご紹介します。
合成洗剤に限らず、何かの化学物質の危険性を指摘し、問題にするのは誰にでもできます。 数ある毒性試験のうち、ひとつでも毒性が認められるようなデータがあれば、 「毒性がある。危険だ」と結論付け、理屈を「いろいろこじつけて、 その物質を悪者に仕立ててしまうことができるからです。合成洗剤をはじめ、 食品添加物や身近な化学物質の危険性を訴える本は、たいていこんな書き方をしています。
これに対し、化学物質の安全性を説明し、安心を訴えるのは容易ではありません。 あらゆる使用状況、環境を考えて、危険性がどの程度なのか確かめなければならないからです。 この世のあらゆる物は多少の差はあれ、毒性があります。 それがどれほどなのかを確かめる実験で代表的なのが、急性毒性の試験です。 急性毒性はLD50と呼ばれる実験動物の半数致死量を求める試験です。 つまり、実験動物が半分死ぬまで化学物質を投与し続けて行われる試験です。 この実験で動物が死ぬのは当然です。が、その「死んだ」ということだけを取り上げて、 大げさに騒ぐのが従来の消費者向けの本です。
「ネズミを使った実験で、化学物質○○を××g 投与したら△△の症状が現れ死亡した」 というよく引用される実験結果は事実ではありますが、 何かの症状が現れて死んだことだけを取り上げて騒ぎ立てるのは、 まともに真実を読者に伝える気のない著者がやることです。背景的な情報を何も伝えずに、 「動物に起きたことは人間にも起きるはず」とひたすら恐怖感ばかりを煽るのは、 わかりやすいので本は売れるかもしれませんが、真実を全く伝えていないので、何の問題解決にもなりません。
この冊子では、 このような問題のある情報の伝え方によって真実がゆがめられた合成洗剤と石けんに関する問題を整理し、 多くの消費者に信じられている誤解をなくすために書きました。 悪いイメージばかりが広まっている合成洗剤ですが、客観的なデータから判断すれば、 それほど心配のないものだということがわかります。公的機関や専門家が公表するデータや報告は、 決して一般の人にわかりやすく書かれているとは言えませんが、 できる限りわかりやすい解説をすることに努めました。
公的機関などから公表されているデータや情報を正しく評価すれば、 合成洗剤はそんなに危険なものではないことがわかります。危険を煽るのではなく、 「安心」を伝える材料としてこの冊子ではそうしたデータや情報を利用しました。
合成洗剤の危険性を煽る情報や、 単純に石けんを使うことだけで何でも問題が解決するような情報があとを絶ちません。 マーケティング的に言えば、多くの消費者がそうした情報を好むから、そうした方が本が売れて、 自分たちの商品も売れるから彼らはそうしているのだと言えます。しかし、 ウソをいくら広めても誰も助けることはできません。環境を守ることもできません。 本当の意味で体に優しく、環境に優しいといえる製品の開発が阻害されることにもなりかねません。
合成洗剤の問題に関心を持つ人は、環境問題のことをまじめに考えている人だと思います。 本当に環境のことを考えるのなら、もっともっと他に人の命や環境を脅かす問題が他にあるはずです。 そちらの方に力を入れることの方が、はるかにこの世の中のためになります。合成洗剤の問題は、 ABSの使用中止と無リン化によって既に解決済みの問題です。
この冊子によって、多くの人が持つ合成洗剤への誤解が解け、 もっと大切な問題の方に目を向けてくれるようになれば、うれしく思います。
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