ネパリバザーロ VERDAカタログ 2008夏号
ネパールの特に女性支援に力を入れているフェアトレード団体、 ネパリバザーロの2008年度の夏カタログです。商品の紹介のみならず、活動報告やネパールの現地事情、 商品開発の苦労がわかる記事がたくさん掲載されています。
特にこの号では、日本ではほとんど知られていない、韓国、 台湾といった国で始まりつつあるフェアトレードが紹介されており、 資料的価値の高い内容になっています。
ネパリバザーロ VERDAカタログ Vol.23 2008夏号
価格: 350円
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VERDAカタログ Vol.23 2008夏号の内容
ネパリバザーロのカタログは、同団体の商品を販売するためのものとしてだけではなく、 読者に情報を発信する点にも力を入れて作られています。
フェアトレードの商品には、物語があります。このカタログにも、 日本の柿渋の技術を使ってネパールで柿渋で染めた製品の制作をはじめたことや、 同団体が長年支援を続けているコーヒーの生産者の様子などが、 生産者への思いとともに語られています。
- 柿渋染めの服
- 柿渋は、日本では防腐や防水といった用途に昔から使われてきました。 しかし、ネパールでは、柿は食べることもしなければ、柿渋を使うという文化もありません。 柿はネパールにもあるのですが、カラスが食べるだけになっていました。
- それではもったいないということで、ネパリバザーロでは日本の染色技術者、 そしてネパールの農業試験場で活動する協力隊員の助けを借り、 柿渋作りを始めました。
- カタログには、そうして誕生した、とても魅力的な柿渋染めの服が、 たくさん紹介されています。できあがった商品の写真とともに、 さらに詳しい現地の情報が、カタログでは読むことができます。
- 韓国・台湾のフェアトレード
- 日本の隣りの韓国や台湾でフェアトレードが始まっているということを知る人は少ないと思います。 このカタログでは、ほとんど日本に情報が入って来ない、 韓国や台湾のフェアトレードの様子が紹介されています。
- ネパリバザーロは現在、韓国のフェアトレード団体「ビューティフルストア」と協働して、 コーヒー生産者の支援を行っています。
- ネパリバザーロのコーヒー生産者は約1200人。その生産量は、同団体の販売力を上回っており、 これ以上、支援を拡大するのは難しい状況でした。そんなとき、 韓国のフェアトレード組織がフェアトレードのコーヒーを求めていることを知り、 ビューティフルストアと接触。ネパールのコーヒー生産者を紹介するとともに、 輸入に関わる業務のノウハウを提供。 韓国でネパールのフェアトレード・コーヒーの販売が始まりました。
- 韓国ではまだ日本と比べてフェアトレードの歴史も浅く、売上も少ないですが、 一人当たり年間330杯のコーヒーを飲むという世界第10位のコーヒー消費国。 フェアトレードを通じ、より良い世界を作ることを、関係者の人たちは願っています。
- 台湾は、まだ「フェアトレードが行われている」という段階ではなく、 関心が高まりつつある状況だと言えるようです。
- 台湾唯一のフェアトレードショップ「EARTH TREE」が、 昨年11月にこの国?で初めてのフェアトレードセミナーを開き、 それに招かれる形でネパリバザーロの代表と副代表が訪問した様子が報告されています。
- フェアトレードはまだほとんど知られていないものの、社会事業としての関心から、 会場には立ち見が出るほどの人が集まった。「仕事を通じて社会貢献ができる」という概念、 言葉がとても新鮮な衝撃だったようだということでした。
韓国のフェアトレードについては、2008年10月にネパリバザーロがシンポジウムを開いていて、 そのときの話の内容をメールマガジンに書きました。
関心のある方は、 153号 韓国のフェアトレードをお読みください。
全125ページ
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